中国のロボット専門メディアが、欧州発の人型ロボット企業4社の動向をまとめて報じました。
人型ロボットの主戦場は米国(Tesla Optimus、Figure等)と中国(Unitree等)に集中していると見られがちですが、欧州でも自動車・産業機器の大手(Bosch、Schaeffler、Qualcomm、NVIDIA)が出資を通じて存在感を強めています。NVIDIAやAmazonといった米大手が欧州企業に出資している点も、国境を越えた資本の結びつきを示しています。
「人型ロボット」は、人間に近い形(二足歩行・腕を持つ)で、工場や家庭など人間向けに設計された環境でそのまま作業できることを目指すロボットです。近年、Tesla・Figure(米)やUnitree(中)が話題を集めてきましたが、欧州にも自動車部品大手(Bosch等)の技術・資金を背景にした企業が育っており、勢力図は米中2強では説明しきれなくなりつつあります。
今のところ製品はいずれも発表・予約段階で、実際の量産・納品はこれからです(多くが2026年末〜2027年に納品予定)。ただし、Bosch・Schaeffler・Qualcommといった欧州の産業・半導体大手が相次いで出資している事実は、人型ロボットが「一部スタートアップの夢」から「既存産業が本気で取り組む分野」へ移行しつつあることを示しています。日本企業にとっても、提携・投資の選択肢が米中以外に広がっている点は注目に値します。
欧州の人型ロボット4社は、いずれもまだ量産前の段階ですが、大手産業資本を巻き込んだ資金調達が進んでおり、米中2強という構図に変化が生まれつつあります。